働き方をChange

ダイバーシティ&インクルージョンへの取組み

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ダイバーシティに取組むことは、経営ビジョンを達成するための経営課題であると位置づけ、「組織内の多様性を受け入れ、その能力や個性を企業経営に結びつけ、企業を成長、進化させること」を基本的な考え方としています。
女性の活躍推進、ビジネスカジュアルやテレワークの制度化、副業の試行等、働き方改革の推進について人事部、NEXT10推進室の皆さんに聞きました。

五島佳史子さん
五島さん
ちゅうぎんフィナンシャルグループ
NEXT10推進室 調査役
1998年入行

自らの経験を活かし
女性が活躍できる社会の実現を目指す

持続的な成長を目指す企業にとって、女性の視点や価値観は不可欠であり、その重要性は増しています。
なかには、出産・育児期に仕事との両立に悩み、キャリアアップに消極的になる方が一定数いるのも実態です。
私自身も子育てが生活の中心になっていた時期もあり、自身のキャリアについて真剣に考えるための組織体制や個人の意識醸成が必要だと感じています。
NEXT10推進室では、これらの背景やダイバーシティ推進の観点から、女性の能力・目線を経営戦略・組織運営に活かすため「管理・監督職の女性を増やす」ことも施策の一つとして推進しています。
一例として、キャリアアップに向けた意識の醸成を図ることを目的に交流会を地区ごとに開催したり、「TSUBASAアライアンス※1」参加行と連携して「TSUBASAクロスメンター制度※2」や、合同研修会も実施しています。
今後も各種施策を通じて、だれもが活躍できる組織風土の醸成を目指していきたいと考えています。

※1 TSUBASAアライアンス…千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組み。

※2 TSUBASAクロスメンター制度…TSUBASAアライアンス参加行による、将来の幹部候補層となる女性行員のキャリア形成やリーダーシップ向上を目指す各行横断型メンタリング制度。

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藤井俊光さん
藤井さん
ちゅうぎんフィナンシャルグループ
NEXT10推進室 調査役
2001年入行

「10年先」を見据えた施策で
現場主導の組織風土改革を推進

NEXT10推進室では、役職や性別、年齢を問わず、個性的でやる気のある方が活躍できる組織風土の醸成を目指し、「CS(顧客満足)・ES(従業員満足)」、「ダイバーシティ」、「ちゅうぎんバリュー ※」について施策立案と推進を行っています。
具体的には、各部支店で気楽に、まじめな話をする「フラットミーティング」や、役員がすべての部支店を訪問して従業員と忌憚のない意見交換を行う「ちゅうぎんグループの今とこれからを語る会」の運営、またTPOに合わせて服装を自ら考える「ビジネスカジュアル」の導入等、一人ひとりの多様性を活かし、誰もが活躍できる組織づくりに取組んでいます。これらを通じて従業員より、「モチベーションがアップした」「社内の雰囲気が変わった」という前向きな感想もあがっています。
今後も長期的な視点でさらなる組織風土改革の醸成に取組んでいきたいと思います。

※ちゅうぎんバリュー…ちゅうぎんグループ全員で共有する行動や判断の基準・価値観

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吉井浩大さん
吉井さん
人事部 調査役
2006年入行

働き方改革で時代にあった
働きがいと成長の場を

人事部では就業、給与、福利厚生等の人事管理を通じて、従業員が生き生きと働くことができ、ちゅうぎんグループが「働きがいと成長の場」となるような働き方改革に取組んでいます。具体的には、ノー残業デーの設定、テレワークやフレックスタイム制の導入のほか、時間単位での年次有給を取得、育児や介護等ライフイベントに合わせて柔軟に有休を取得できるような仕組みを整えています。また、働きやすい職場風土の醸成に尽力した部支店長を表彰する「イクボス賞」を設定する等、職場の雰囲気づくりという観点からもワークライフバランスの推進を図っています。
この改革を一つのきっかけにして、時代にあった働き方を従業員が自ら取組めるような組織にしていくことが重要と考えます。 今後もデジタル・トランスフォーメーション(DX)、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)等のデジタル技術も活用しながら、長期的な収益につながる生産性の向上、また、従業員全員が充実感を持って働くことができる企業を目指したいと考えています。

※ 所属・役職は、掲載日時点の情報です。

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