知っておきたいNISAのポイント!

  1. Point1 新しいNISAでは、
    1つの口座で2つの投資枠を
    使えます。

    NISA口座は原則1人1口座です。NISA口座を開設する金融機関の変更は1年単位でしか行えません(金融機関の変更をした場合には、複数のNISA口座を持つことになりますが、買付けができるのは各年につき1つのNISA口座だけです)。新しいNISAの口座は、年間120万円まで積立投資ができる「つみたて投資枠」と、年間240万円まで幅広い対象商品に投資できる「成長投資枠」の2つから構成されます。2つの枠は併用が可能ですので、従来の制度より柔軟にご利用いただけます。

    つみたて投資枠:つみたて投資枠の投資対象商品は、一定の株式投資信託を対象とする長期の積立・分散投資に適した投資信託です。年間投資枠120万円。 成長投資枠:成長投資枠の投資対象商品は、上場株式や投資信託等となっています。※整理・監理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型及 び毎月分配型の投資信託等を除外。年間投資枠240万円。

    この2つの枠は併用が可能です。

    例えば将来のためにお金を準備したい。そんな方には…つみたて投資枠メインでの使用をオススメします!例えば、こんな使い方も。つみたて投資枠を使って将来のためにコツコツ積立投資!つみたて投資枠だけで生涯非課税限度額(1,800万円)を使い切ることもできます。■投資をはじめたばかりの方は積み立てをしつつ、慣れてきたら、成長投資枠で気になる投資信託や株式を買い付けする等、活用方法はさまざまです! 例えば株や投資信託に投資して積極的に利益を狙いたい。そんな方には…成長投資枠メインでの使用をオススメします!例えば、こんな使い方も。成長投資枠で投資信託や株式を買い付け!成長投資枠は一括、積立どちらでも買い付けいただけます。■成長投資枠のみの活用だと、非課税保有限度額は最大1,200万円ですが、つみたて投資枠も活用することで非課税保有限度額を最大1,800万円活用できます。
  2. Point2 口座開設にはお手続きが
    必要な場合があります。

    NISA口座は、日本国内にお住まいで、口座開設年の1月1日現在で満18歳以上の方ならどなたでも開設できます。現行のNISA口座(一般NISA口座、つみたてNISA口座)をお持ちでない方は、NISAを利用するために口座開設のお手続きが必要です。現行のNISA口座(※)をお持ちの方は、2024年1月に新しいNISA口座が自動的に開設されます。※2024年1月1日時点で18歳である方のジュニアNISA口座を含みます。

    新しいNISAの口座開設手続:既存口座→特段のお手続きは不要です。新規開設→開設のお手続きののち、NISAを利用できます。
  3. Point3 非課税保有限度額である
    1,800万円まで買い付けられます。

    新しいNISAでは、NISA口座で保有する株式投資信託等の残高(非課税保有額)が買付額ベースで1,800万円まで買付けが可能です。ただし、成長投資枠ではそのうち1,200万円までしか買い付けられません。

    〈非課税枠の利用方法の具体例〉

    • つみたて投資枠のみ利用

      つみたて投資枠で1,800万円まで投資可能

    • 成長投資枠のみ利用

      成長投資枠で1,200万円まで投資可能

    • つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用

      両方の枠の合計が1,800万円となるまで投資可能
      例えば、成長投資枠で800万円投資した場合、
      つみたて投資枠では1,000万円まで投資可能

    非課税保有限度額イメージ
    ご注意

    ●非課税保有額は買付額で管理されるため、保有する株式投資信託等の値動きによる影響は受けません。

    ●NISA口座で保有する株式投資信託等を売却した場合、その買付額分だけ非課税保有額が減少します。減少した分は翌年以降、新たな投資に利用可能となります。