中国銀行からのお知らせ

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小切手・手形の「お払戻可能予定日」および「取立手数料」の変更についてお知らせ(電子交換所の設立に伴う変更)

 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。

 全国銀行協会では、2022年11月に電子交換所を設立することを決定しました。電子交換所設立以降は、全国各地に設置されていた現在の手形交換所は廃止となり、原則すべての小切手・手形が電子データで交換を行う電子交換所での取扱いに変更されます。

 これに伴い、小切手・手形の「お払戻可能予定日」および「取立手数料」を下記のとおり変更させていただきます。
 何卒ご理解いただき、今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

1.電子交換所とは

今までは人手を介して搬送していた小切手・手形ですが、「電子交換所」によって金融機関間の小切手・手形の交換業務をイメージデータの送受信で完結できるようになります。

※ 一般社団法人全国銀行協会作成 『手形の交換方法を電子化する「電子交換所」設立のご案内』 より抜粋

2.お払戻可能予定日の変更

電子交換所設立後は、全国共通でひとつの交換所での取扱いとなるため、お払戻可能予定日が統一されます。
これにより、現在、全国各地の手形交換所での取扱いでは、小切手・手形の支払場所が遠隔地の場合、払戻可能となるまでに日数を要しておりましたが、電子交換所設立後は、お払戻可能予定日が早くなります。

(ア)小切手のお払戻可能予定日

支払場所変更前変更後
当行自店支払即日即日
上記以外お預り日から3営業日目お預り日から3営業日目
13時頃(※)
当行以外の金融機関
(現在は、支払場所により異なっています。)
お預り日から3~6営業日目

例)お預り日:11月7日(月) ⇒ お払戻可能予定日:11月9日(水)13時頃

※ 小切手等の種類によってお払戻しのできる時刻が異なり、3営業日目の翌営業日になる場合もあります。

(イ)手形のお払戻可能予定日

支払場所変更前変更後
当行自店支払支払期日から2営業日目支払期日から2営業日目
13時頃
同一交換所内支払期日から3営業日目
当行以外の金融機関支払期日から3営業日目

3.取立手数料の変更と郵送による取立廃止について

(1)交換による取立

小切手・手形の取立手数料は、原則すべての小切手・手形が電子交換所での取扱いとなることから、現行の手数料の「同一手形交換所内」を適用させていただきます。

(ア)手数料改定日

2022年7月1日(金)受付分(割引・担保手形の場合は申込受付分)より

(イ)改定内容

 変更前変更後
交換による取立同一交換所内 同一交換所外440円
440円 660円

(税込み)

(2)郵送による取立

電子交換所設立後は、全国どこでも電子交換所での取扱いに変更されることから、電子交換所参加金融機関(当行本支店を含みます)が支払金融機関となる 2022年11月3日(木)以降を支払期日とする手形ならびに小切手については、今後、原則、郵送による取立は廃止させていただきます。
なお、電子交換所不参加金融機関への取立の場合や、交換呈示できない通帳の取立の場合等は、郵送による取立となりますので、あわせて手数料を改定させていただきます。

(ア)手数料改定日

2022年11月4日(金)受付分(割引・担保手形の場合は申込受付分)より

(イ)改定内容

 変更前変更後
郵送による直接取立
(交換呈示できない場合)
(電子交換所不参加金融機関)等
(普通扱)880 円
(至急扱)1,100 円
1,650 円

(税込み)

4.紙の小切手・手形から電子的な決済手段への移行について

金融界は、政府で閣議決定された約束手形の利用廃止と小切手の全面的な電子化に向けて、政府・産業界と連携しながら 2026年度までに小切手・手形の全面的な電子化を目指しています。

電子化による印紙税や紛失リスクの削減、決済・経理事務の効率化・ペーパーレス化に向けて「ちゅうぎんでんさいサービス」「ちゅうぎんファームバンキングサービス」などのサポートサービスを用意しておりますので、お早目の切替えをご検討ください。

サービス内容、手数料等の詳細は窓口へお問合わせください。

サービス名特徴
ちゅうぎんでんさいサービス

手形の代替となるサービスでメリット(一例)があります。

  • 支払期日に資金を利用することができます。
  • 手形と異なり、印紙税は課税されません。
  • 手形用紙代や郵送料も不要です。
ちゅうぎんファームバンキングサービス

小切手の代替となるサービスとして、来店不要でお振込みができるサービスでメリット(一例)があります。

  • 振込手数料が窓口よりお得です。
  • 小切手用紙代や郵送料も不要です。

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